当然ですが、奥日光に来た本当の目的は山登り。
色々と回り道をしましたが、最初から社山登山は計画通り。
展望の良い尾根道を歩くのが楽しみでした。
登山口までは中禅寺湖畔の遊歩道を歩く長いアプローチ。
その 阿世潟からは遊歩道を林に入り阿世潟峠を目指す。
峠までは一気の登り。
最近人気急上昇の山との事だが、今日は人の気配が無い。
孤独な山旅になりそうだ。
数十分程で阿世潟峠。
僅かに中善寺湖も見えるが、周辺はガスで見通しが悪い。
テンションは下がり、「もう帰ろうか」などとも思った。
気を取り直し峠から右へ社山への稜線を進む。
因みに反対側は半月山への登山道だ。
稜線を渡る風は涼しく、早くも秋の気配が漂う。
稜線上の小ピークから社山方面を見上げる。
ガスで先行き不安。
「ここで引き返そうか」・・・再びテンションが急降下。
下の写真は下山時に撮影したので、その時すれ違った登山者が写っています。
すれ違ったのは僅か2組でした。
晴れていれば好展望の尾根道歩きが楽しめた筈。
その内晴れるだろうとの期待も空しく、南面からガスがどんどん押し寄せる。
笹原とダケカンバの美しい尾根道。
心が何度も折れそうになったがどうにか山頂到着。
山頂が直ぐそこにあるのも判らず小休止したばかりでした。
殆どがガスの中でしたが、一瞬だけ青空や陽射しも見えた。
山頂より少し先からは黒桧岳、足尾山塊が好展望というので足を延ばした。
ダイナミックな景色を期待したが、 何も見えず直ぐに引き返す。
コンビニで買ってきたパンを食べて速やかに退散。
時よりガスの晴れ間から覗く中禅寺湖。
気分も 雲も重いな~。
先を急ぎましょう。
夏から秋へと移り行く稜線。
静かな山旅もいよいよ終盤です。
阿世潟峠手前から望む半月山。
展望が良ければ縦走も考えていたが、この天候ではそれは期待出来ない。
再び 阿世潟に戻り、湖畔の遊歩道を歩いて駐車場(歌ヶ浜)まで戻った。
社山への登山道は傾斜のきついのも一部だけで、快適な尾根歩きが楽しめました。
次回こそ半月山とのセットで歩いてみたいと思います。
秋の紅葉時季がベストでしょうか!
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