4月29日、日光市街地の南側に位置する鳴虫山に行って来た。
駅から近く日帰りの山として人気があり、アカヤシオの開花時期は特に素晴らしい。
山頂からの表日光連山の眺望も楽しみだ。
市営駐車場から鳴虫山~憾満ヶ淵経由で戻って来るコースは、CT4時間半とたっぷり楽しめる。
今回は昼食でインスタントらーめんを作って食べるのも楽しみだ。
天気も良く登山者が切れ目なく入山して行く。
今回はタイマー撮影で自分をモデルにしなくても良さそうだ。
ジグザグの急坂を登ると直ぐに天王山神社に到着。
早くも休んでいる人がいる。
その先も暫くは急坂が続く。
いつにも増してゆっくり歩く私の横を、ジャージに運動靴で息を切らして駆け抜ける若者。
山登りの楽しみは人それぞれ。
前方のハイカーは普通の方々です。
約1時間後、神ノ主山ピークに到着。
山頂には10数名のハイカーが休憩中。
まずまずの眺望。
日光連山は後ほどと言う事で、まずは日光市街地など。
そして、霞む高原山。
この先は気持ちの良い尾根道。
既に木々が芽吹いているので、咲いているのはトウゴクミツバツツジなど。
期待のアカヤシオは既に散ってしまったのでしょうか。
心配はご無用!
標高も1,000m を越え、山頂周辺になると群生地がありました。
確かに見頃は過ぎたようです。
花の色も褪せて私の〇●の様に元気がありません。
一週間前でしたら丁度良かったかも・・・。
花を見ながら持ってきたオニギリ2つのうち1つを頬張る。
ゆっくり歩いて来たので、ここまで汗もかかずに鳴虫山頂(1,104m)到着。
山頂の アカヤシオと日光連山。
眼前に雪融け進む女峰山。
そして男体山。
山頂で写真を撮っていると、若いカップルの大きな話し声が耳に入る。
男 『良い写真撮れたな』
女 『ブログアップ出来るね』
男 『即日アップだな、ここをクリックなんてね』
女 『クリックするとこの風景がド~ンと、でしょ?!』
星の数ほどいるブロガーですが、山を歩けばブロガーに当たるなんて時代ですかね。
さて、下山は急斜面が続きます。
靴紐を締めて足を痛めないようにゆっくり歩きましょう。
アップダウンを繰り返し、小ピークをいくつか越えて進みます。
そろそろお腹が空いてきました。
昼食の場所を探しながら進んで行きます。
こちらのピークでは数組のハイカーが休んでいます。
私も腰を下ろしてランチタイムとしましょう♪
今日のランチは豪華です。
来る時に愛するカミさんに握って貰ったオニギリ2つ。
あっ、1つは途中で食べたっけ!
そして久しぶりのインスタントらーめん。
まずはガスバーナーにカートリッジを取り付けて・・・。
水もらーめんもOKだな!
それでは鍋をのせて着火準備・・・。
って、あれ?
な、鍋が無い!!
焦った私はザックやガスバーナーが入っていた袋の中を隈なく探す。
しかし、それはどこにもありませんでした。
クッカー等のセットも一緒の袋に入れていると思い込んでいました。
これではインスタントらーめんは無理です。
周りの方々に悟られないように静かに器具を片付ける私でした。(涙)
そしてオニギリ1個だけを食べて、そそくさとその場を立ち去りました。
最近の物忘れの多さを年のせいとは認めたくない今日この頃です。
美し過ぎるぜ男体山!!
『鳴虫山でオヤジが泣いた』
・・・
完
※今回のアカヤシオは残念でしたが、後日高原山の素晴らしいアカヤシオをUpします。
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