少年は行き交う列車をいつまでも見ていた
心は旅の中
北へと向かう寝台に揺られ
南へと向かう貨物に揺られ
少年の思いを乗せた列車は何処に向かう
ふと気が付くと少年は街中を歩いていた
春の香りに誘われて
旅人となった
目的の無い旅 である
足の向くまま自由気ままに
少年はこんな当て所も無い 旅が好きだ
歩きながら空想もする
一人自転車に乗り海に向かった事
或いはヒッチハイクで北海道を周った事など
取り留めの無い空想世界
少年はいつの間にか線路に佇んでいた
彼の目線の先には憧れの山が 聳える
この線路を歩き続ければ、あの山に辿り着くのだろうか
少年はあの山が青空に向かって背伸びしているかの様に見えた
青空に
背伸びしている
山と山
それは感受性豊な少年だからこその表現である
※いや~、苦しいブログでした(^^;)
なんだかんだ言っても、駅周辺をうろついただけっすから~♪
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