今冬の雪山は那須岳方面が多かったので、15日(土)は日光市の赤薙山を登って来ました。
意外にもスノーシーズンの霧降高原、赤薙山はお初です。
今週末は天気が下り坂と言う事で早朝の6時過ぎにスタート。
霧降高原の駐車場に至るまで車の外気温度計は氷点下を示さず。この時期にしてはやっぱり暖かい。

6時05分ごろ、まずはトップを切ってスタート。

P1230973


出来れば展望台からご来光を拝みたいと目論んでいたが間に合わず。
6時27分、天空回廊の序盤で日の出を迎えた。

P1230976


やや霞んでいたが、穏やかで温かみのある朝焼け。
今日も素晴らしい1日となりそうな予感がする。

P1230978


高原山も予報通りの好天気。
那須岳方面は風が強そうだね。

P1230983



P1230984


朝日に照らされてほんのりとオレンジ色に染まる雪面が美しい。
この辺りで後続の登山者に抜かれたが、その人はどうやら女峰山まで行ったらしい。

P1230986


旧ゲレンデトップから望む赤薙山。

P1230988


南方面は霞が強いものの、肉眼では富士山の姿を捉えることが出来た。

P1230989


小丸山から望む雄大&爽快なる展望尾根。
向かう先が快晴だと気分がいい。

P1230990


雪は程よく締まっているのでアイゼンが効く。
ただ、日が昇るにつれ気温も上昇。汗が噴き出てきたので早々にアウターとニット帽を脱ぐ。

P1230995


焼石金剛で小休止。おやつは好物のどら焼き。

P1230996


手前に丸山、中央に栗山の月山~夫婦山、後方に高原山と男鹿山塊。
連なる山並みが美しい。

P1230997


これから向かう赤薙山。

P1230998


その赤薙山へと一直線に伸びるスノーシュー跡は前日のものか?

P1240001


このコース唯一の危険個所。左側が切れ落ちているので滑落に要注意。

P1240002


分岐から右へ行くと夏道。積雪期は尾根筋を直登する。

P1240003


直下の急登は思ったよりもきつかったが、どうにか無事に赤薙山頂に到着。
セルフ撮りの為に脱いだアウターとニット帽をわざわざ着てみた。
やっぱり身だしなみは整えないとね・・・(笑)

P1240009


山頂からの眺望はイマイチ。
木々の間から女峰山、男体山がチラリと見えるだけ。

P1240006


30分ほど休憩したところで下山開始。
急な斜面を慎重、且つ大胆に駆け下りて行く。

P1240010


復路の展望尾根~♪

P1240012


ここの通過はやや緊張・・・

P1240013


南側は完全に曇ってきた。
なので雪面と空の境目が無くなり、広大な雪原がどこまでも続いているかの様な光景。

P1240018


焼石金剛まで戻ったところで早めのランチタイム。
今日はカップラーメンとセブンのもっちりカレーパン。

P1240020


この時点でまだ9時30分、これから赤薙山へ向かう登山者らとスライド。

P1240023



P1240024


その後、霧降高原にガスが流れ込み、高原山も隠れそう。

P1240025



P1240028


振り返り見る赤薙山は完全にガスの中。
あっという間の出来事でした。

P1240029


小丸山展望台からは階段を使わずに旧ゲレンデを滑るように急降下。

P1240030


・・・が、ズボズボと何度も嵌りそうになったので途中でエスケープ。
大人しく階段を下りて行った。

P1240032


2月中旬と言えば普通は雪山のベストシーズンであるが、今日は穏やかな天気となりまるで残雪期春山のような雰囲気。
厳冬期となると更に難易度がアップするので自分にはこれ位で丁度良かった。
欲を言えばこのコースは展望箇所が限られること。
さて、雪山シーズンも残り僅か。出来れば絶景の山でフィナーレを飾りたいね?!