2019/10/27(日)、ブナ黄葉(紅葉)真っ盛りの会津駒ヶ岳を歩いて来ました。
当初は22日(火)に計画していたが、生憎の雨となり日曜日に延期。
この日もお昼前後から降雨の予報。
色々と迷いながらも、ミラクルを信じて計画通りの会津駒へ。
車2台体制で1台をキリンテ登山口近くの駐車スペースにデポしようとしたが、入り口から先が通行止めとなっていた。
周辺には駐車できる様な適当な場所が見つからず、仕方なく2台共に滝沢登山口Pに移動。
天気がイマイチなのでキリンテを諦めて滝沢ピストンでもいいかな?

未だ薄暗い早朝6時前に滝沢登山口をスタート。

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明るくなるに従い、ハッとするような木々の色づきが目に入って来る。

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曇天でもこの鮮やかさ!

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国有林の看板辺りが紅葉最盛だったでしょうか?

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ブナの森の黄葉も素晴らしく、立ち止まる回数が増えて来ると言うもの。

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カエデの赤が目立つ。

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期待通りのブナ黄葉(紅葉)を堪能できました。

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そして、いつものハイジの丘へ。
辺りはガスで真っ白ですが、どうにか雨には降られずにここまで辿り着きました。

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駒ノ小屋が見えて来ました。

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前日(26日)で今シーズンの営業が終了し、関係の皆さんは小屋閉めの仕事で忙しそうでした。


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さて、ここで作戦会議。
どうやら心配している雨も今のところ大丈夫そうなので、計画通りにキリンテを目指しましょう。

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但し、濃いガスの為に眺望が得られない山頂をパス。
今回は駒ノ大池を一周と山の神様に挨拶。

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その後、富士見林道から大津岐峠への快適な稜線歩き。

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天気が良ければ進行方向に燧ヶ岳ど~ん、振り返れば会津駒ヶ岳の展望尾根。

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今日は転ばない様にと下ばかり見ていたけど、湿原の草紅葉がとても綺麗でした。

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大津岐峠に到着。
峠からキリンテに下るのは2016年7月以来3年ぶり5度目。
その内3度は数々のミラクルが起きた2014年の会津駒ブームの際に歩いている。

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嬉しいので思わず標柱に抱き着いた(笑)

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そんなこんなで遊んでいると一瞬の晴れ間が!

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2014年当時の奇跡の再来を期待して、御池側への大杉林道をプチ散策。
あの時は全く見えなかった燧ヶ岳が突然姿を現したからね。

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適当なところに腰を下ろして暫しの晴れ間待ちタイム。

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上空では青空と雲のせめぎ合い。

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するとどうでしょう!
ミラクルとまでは言えないが、まるで神風が吹いたが如く、雲の切れ間からの眺望。
尾瀬の山々の向こうに日光連山や奥白根山を一望。
新潟側の天気が悪いので燧ヶ岳は見えなかったが、これだけでも大満足。

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約1時間の休憩後にキリンテを目指して下山開始。
ブナ黄葉盛りのフカフカ登山道を下って行く。

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度重なる台風の影響でしょうか?
登山道を塞ぐ倒木が数ヶ所。その内の1カ所は藪の中を巻いて行くところも。

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キリンテ側のブナ黄葉も中腹より下の方が最盛期。

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燃えるようなブナの森が続く。

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そうそう、この様な光景を探し求めていたんだよね。

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ここまで来れば、もう雨の心配も無さそう。

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陽が射し込むと、まるで黄金の茶室の様にキラキラ輝くブナの森。

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その瞬間は息を呑む美しさでした。

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3年ぶりのキリンテ登山口に無事到着。

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午後2時57分のバスに乗り国道沿いの駒ヶ岳登山口バス停へ。
そこから歩いて滝沢登山口Pへと戻りました。

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久し振りの滝沢IN~キリンテOUT。
そしてブナ黄葉(紅葉)真っ盛りの会津駒ヶ岳。
最後まで雨に降られずに楽しむ事が出来て、100パーセント満足の山旅となりました。
通算23回目(今年は4回)のアイ駒。
駒ノ小屋に泊まれなかったのが心残りではあるが、また来シーズンも遊びに来れたら良いな。

今回のルートはこちら