この3連休は天気が良かったので日本百名山の霧ヶ峰と美ヶ原(長野県)の2座を歩いて来ました。
金曜日の21時半ごろに家を出て車山肩に着いたのが約4時間後。
今回の遠征の核心部は片道260kmのロングドライブ。
年に1度あるかないか?の高速道路運転なのでそれだけでも疲れ果ててしまった(^^;)
よって、ハードな登山は端から却下。お手軽に歩けそうな名山2座を選んだ。
夜のビーナスラインは野生動物の天国。特に鹿の飛び出しには気をつけたい。
真夜中の駐車場には先客の車が数台。夜明けを待ちながらの仮眠。
2019/9/14(土)、霧ヶ峰ハイキング。
当初は日の出後のスタート予定であったが、早くも5時前には動き出す人々の気配。
自分もつられて出発する。

今日は予報通りの快晴で、遠くの山々が曙色の空にシルエットで浮かぶ。
圧巻の北アルプスオールスターズ。

八ヶ岳連峰と富士山、それに南アルプスなど。

眺望を楽しみながらも歩き出して30分後には車山山頂に到着。
特徴のある気象観測レーダーが見えて来た。

山頂からは360度の大パノラマ。
北八ヶ岳と蓼科山。

浅間山方面。

そして遂に、蓼科山山頂部付近からのご来光を迎えた。

神々しい光景に心が洗われる瞬間。
他の人につられたとは言え、早立ちした甲斐があったというもの。

無事にご来光を拝む事ができたので、山頂からの絶景を堪能しながら暫しの朝食タイム。
爽やかな涼風が心地良い。

その後は一旦下って車山乗越から蝶々深山への登り返し。
更に八島湿原へと向かうおだやかな草原状の尾根を歩いて行く。

鞍部から車山山頂を振り返り。

周辺には名残りの花々が散見された。
マツムシソウ、ヤマハハコ、アキノキリンソウ、ウメバチソウ、ツクバトリカブト、コウリンカ等々。
花シーズンに訪れるのも良さそうだ。

蝶々深山から眼下に車山湿原と後方に車山。

蝶々深山山頂には先行の女性2人組がいたので挨拶を交わす。
その2人は先へは行かずに戻って行った。
自分は北アルプスなどの眺めを楽しみながらのおやつ休憩。

木曾の名峰・御嶽山。

中央アルプス。

花々を探しながら快適な草原のトレイルを歩いて行く。
朝露に濡れたツリガネニンジン。とても小さくて可愛い。

物見岩からの眺望。

眼下にはこれから歩く八島ヶ原湿原が見えて来た。

水滴を纏ったヤマラッキョウ。

ツクバトリカブトと言うらしい。

八島ヶ原湿原入り口付近には初見のアサマフウロ。
ハクサンフウロも咲いていたが、比べると特徴が異なる。

アキノウナギツカミはお花畑状態。

マツムシソウとタムラソウ。

今が盛りのワレモコウ。

湿原では草紅葉の始まり。

余りにも気持ちが良いので「最高!」って、歓喜の雄叫び。
と、その直後に前から見知らぬハイカーの姿。恥ずかしいので写真を撮っているふりして誤魔化す(^_^;)

ここまで歩いて来た車山からのトレイルを振り返る。
多少のアップダウンはあるものの、これは山登りと言うよりもハイキングだね。

湿原の花は端境期であるが、キク科の花やエゾリンドウが少々。


広大な八島ヶ原湿原をぐるっと周って行く。

驚いたのはサラシナショウマの大群生。
山側の斜面にびっしりと咲いていました。

これも初見の花・・・名前は不明?

カメラぶら下げての散策には最高のところだね。
湿原の向こうに見えるのは鷲ヶ峰という好展望のお手軽山。

あっ、野鳥さんだ。

至る所に咲いていたマツムシソウ。
今日は眺望中心のハイキングだったので、自分には珍しく花撮りが少なかった。

意外と大変だったのは車山肩への最後の登り返し。
その途中から車山湿原と蝶々深山の穏やかな尾根を望む。

振り返ればこの絶景。
なるほど、八島ヶ原湿原がハート型に見える。

ゴールの車山肩が近づいて来ました。
下山後のご褒美はヒュッテの売店にてソフトクリーム。

スタートからゴールまで快晴、絶好の登山(ハイキング)日和。
初めての霧ヶ峰、いやいやナイスなところでした。
機会があれば花シーズンに再訪だね。

さて、下山後は翌日の美ヶ原に備えて日帰り温泉と食料の調達に上田市方面へ。
10数km下った信州上田長和町の和田宿温泉「ふれあいの湯」で汗を流す。
その後、車中泊予定地の美ヶ原高原駐車場(道の駅)に移動。
計画よりも早目に到着したので時間を持て余す。
寝不足なので休んでいれば良いものの、じっとしていられないのが悲しいブロガーの性。
明日歩く予定の美ヶ原高原をプチ散策。

午後になると雲が湧いてきて北アルプスは見えなくなったが、取り敢えず美しの塔まで行ってみた。

夕刻までの数時間、ベンチで寝転がったり、山本小屋の外売店できのこ汁を頂いたり・・・
兎に角まったりと時間を過ごす。

牛伏山からの夕景を楽しみにしていたが、雲が多く期待通りの美しいサンセットは見られなかった。
山頂では同じような考えの柏市からの男性と山談義。やはり今日は別の山に登って明日は美ヶ原との事。
話している途中で自分のイントネーションから栃木出身とバレてしまった。
あれれ?標準語を話している心算なのになぁ・・・(笑)

車中泊は暗くなると何もすることが無いので6時過ぎにはシュラフの中へ。
今夜も眠れない夜を過ごす事となる。
さて、翌日の美ヶ原はどうだったでしょうか?
※今回のルートはこちら
金曜日の21時半ごろに家を出て車山肩に着いたのが約4時間後。
今回の遠征の核心部は片道260kmのロングドライブ。
年に1度あるかないか?の高速道路運転なのでそれだけでも疲れ果ててしまった(^^;)
よって、ハードな登山は端から却下。お手軽に歩けそうな名山2座を選んだ。
夜のビーナスラインは野生動物の天国。特に鹿の飛び出しには気をつけたい。
真夜中の駐車場には先客の車が数台。夜明けを待ちながらの仮眠。
2019/9/14(土)、霧ヶ峰ハイキング。
当初は日の出後のスタート予定であったが、早くも5時前には動き出す人々の気配。
自分もつられて出発する。

今日は予報通りの快晴で、遠くの山々が曙色の空にシルエットで浮かぶ。
圧巻の北アルプスオールスターズ。

八ヶ岳連峰と富士山、それに南アルプスなど。

眺望を楽しみながらも歩き出して30分後には車山山頂に到着。
特徴のある気象観測レーダーが見えて来た。

山頂からは360度の大パノラマ。
北八ヶ岳と蓼科山。

浅間山方面。

そして遂に、蓼科山山頂部付近からのご来光を迎えた。

神々しい光景に心が洗われる瞬間。
他の人につられたとは言え、早立ちした甲斐があったというもの。

無事にご来光を拝む事ができたので、山頂からの絶景を堪能しながら暫しの朝食タイム。
爽やかな涼風が心地良い。

その後は一旦下って車山乗越から蝶々深山への登り返し。
更に八島湿原へと向かうおだやかな草原状の尾根を歩いて行く。

鞍部から車山山頂を振り返り。

周辺には名残りの花々が散見された。
マツムシソウ、ヤマハハコ、アキノキリンソウ、ウメバチソウ、ツクバトリカブト、コウリンカ等々。
花シーズンに訪れるのも良さそうだ。

蝶々深山から眼下に車山湿原と後方に車山。

蝶々深山山頂には先行の女性2人組がいたので挨拶を交わす。
その2人は先へは行かずに戻って行った。
自分は北アルプスなどの眺めを楽しみながらのおやつ休憩。

木曾の名峰・御嶽山。

中央アルプス。

花々を探しながら快適な草原のトレイルを歩いて行く。
朝露に濡れたツリガネニンジン。とても小さくて可愛い。

物見岩からの眺望。

眼下にはこれから歩く八島ヶ原湿原が見えて来た。

水滴を纏ったヤマラッキョウ。

ツクバトリカブトと言うらしい。

八島ヶ原湿原入り口付近には初見のアサマフウロ。
ハクサンフウロも咲いていたが、比べると特徴が異なる。

アキノウナギツカミはお花畑状態。

マツムシソウとタムラソウ。

今が盛りのワレモコウ。

湿原では草紅葉の始まり。

余りにも気持ちが良いので「最高!」って、歓喜の雄叫び。
と、その直後に前から見知らぬハイカーの姿。恥ずかしいので写真を撮っているふりして誤魔化す(^_^;)

ここまで歩いて来た車山からのトレイルを振り返る。
多少のアップダウンはあるものの、これは山登りと言うよりもハイキングだね。

湿原の花は端境期であるが、キク科の花やエゾリンドウが少々。


広大な八島ヶ原湿原をぐるっと周って行く。

驚いたのはサラシナショウマの大群生。
山側の斜面にびっしりと咲いていました。

これも初見の花・・・名前は不明?

カメラぶら下げての散策には最高のところだね。
湿原の向こうに見えるのは鷲ヶ峰という好展望のお手軽山。

あっ、野鳥さんだ。

至る所に咲いていたマツムシソウ。
今日は眺望中心のハイキングだったので、自分には珍しく花撮りが少なかった。

意外と大変だったのは車山肩への最後の登り返し。
その途中から車山湿原と蝶々深山の穏やかな尾根を望む。

振り返ればこの絶景。
なるほど、八島ヶ原湿原がハート型に見える。

ゴールの車山肩が近づいて来ました。
下山後のご褒美はヒュッテの売店にてソフトクリーム。

スタートからゴールまで快晴、絶好の登山(ハイキング)日和。
初めての霧ヶ峰、いやいやナイスなところでした。
機会があれば花シーズンに再訪だね。

さて、下山後は翌日の美ヶ原に備えて日帰り温泉と食料の調達に上田市方面へ。
10数km下った信州上田長和町の和田宿温泉「ふれあいの湯」で汗を流す。
その後、車中泊予定地の美ヶ原高原駐車場(道の駅)に移動。
計画よりも早目に到着したので時間を持て余す。
寝不足なので休んでいれば良いものの、じっとしていられないのが悲しいブロガーの性。
明日歩く予定の美ヶ原高原をプチ散策。

午後になると雲が湧いてきて北アルプスは見えなくなったが、取り敢えず美しの塔まで行ってみた。

夕刻までの数時間、ベンチで寝転がったり、山本小屋の外売店できのこ汁を頂いたり・・・
兎に角まったりと時間を過ごす。

牛伏山からの夕景を楽しみにしていたが、雲が多く期待通りの美しいサンセットは見られなかった。
山頂では同じような考えの柏市からの男性と山談義。やはり今日は別の山に登って明日は美ヶ原との事。
話している途中で自分のイントネーションから栃木出身とバレてしまった。
あれれ?標準語を話している心算なのになぁ・・・(笑)

車中泊は暗くなると何もすることが無いので6時過ぎにはシュラフの中へ。
今夜も眠れない夜を過ごす事となる。
さて、翌日の美ヶ原はどうだったでしょうか?
※今回のルートはこちら
霧ヶ峰は花の宝庫、自分も好きな一座です
今年の計画ではニッコウキスゲでしたが
時季を逸してしまった。
来年にでも
むか~し、シカの食害が増えたより前に歩いたことがあります。
場所によっては、草紅葉がきれいになってきましたね。
ところで、リンゴさんのお住まいからだと260kmもあるんですね。
私は番場島まで高速道だけで340kmあったのでまだまだ大丈夫です(笑)
霧ヶ峰、美ヶ原と極近くで秋の花々と眺望を楽しまれて
いましたか。
土曜日は天気も良く、北アルプスなど一段と眺望が素晴ら
しかったようですね。
草紅葉も始まり、いよいよ紅葉シーズンですね。
美ヶ原のレポも楽しみにしています。
後の写真と比べると全然違って見える(^^ゞ
北アルプス、中央アルプス、御岳山と絶景を眺めながらゆるゆると歩くのもいいですね。
え~こんな所にツクバトリカブト!凄いなと思いながら見てます。
無料になってすごく嬉しい有料道路の一つが
ビーナスラインです。(^^)
ハイキングが趣味になる前から、木の生えていない、笹で
こんもりとした山を眺めるためにドライブに行くだけでもいいよなぁ♪
って思ってました。(^^)
どうしてもキスゲの時期に歩くイメージが強いけれど、秋の花たちも
たくさんでしたね~。
サンライズ。。サンセットの時間の優しい景色も美しいこと~。
そうそう、私、、車山の山頂って、いまだに立ったことありませ~ん。(^O^;;
霧ヶ峰はニッコウキスゲのイメージが強かったのですが、この時期も草紅葉が始まってとても良い雰囲気でした。
どこまでも続くかのような穏やかな草原状の尾根は自分好みです。
また季節を変えて再訪出来たら幸いです。
霧ヶ峰を計画した際に車山と八島湿原を繋いで歩こうと思いました。
それ以外のコース設定は当日の状況次第と言う事で、朝の流れから車山が先になったという訳です。
高速道路は運転に慣れてないので神経を使いますね。
若い頃は常時アラーム鳴りっぱなしのスピードでしたが、今は時速100kmキープです(^^ゞ
初めての霧ヶ峰、美ヶ原でしたが、こんなに素晴らしい所だとは思ってもいませんでした。
やはり、天気に恵まれたと言う事が1番ですね。
花あり、眺望あり、これ以上は望む事はありません。
次はいよいよ紅葉シーズン、待ち遠しいです。
スタート時の最初の写真ですが、アングルを変えて数枚撮った中で、採用した1枚が最も良い感じに撮れました。
同じタイミングでも光の取り入れ方で随分変わるもんだな。と思いました。
トリカブトは八島湿原の花の紹介でツクバトリカブト・・・とあったので間違いないと思います。
自分には那須のトリカブトと見分けがつきませんが・・・(^^;)
不慣れな高速道路の運転で精魂尽き果たしました(笑)
行きも帰りも横川サービスエリアでの休憩。帰りはマイタケ天ぷら蕎麦を食べて来ましたよ。
好展望のビーナスラインは車以外にもバイクや自転車など、たくさん走ってましたね。
夜中は鹿がウロウロしていてちょっと怖かったけど(^^ゞ
車山山頂は車山肩からの標高差が僅か100m、もしかしたらサンダル履きでも登れるんじゃないかな?
って程に整備され歩きや易かったです。
霧ヶ峰はコースも色々ありそうだし、また機会があれば花シーズンに再訪したいです。
早朝から行動できるの超魅力的ですねぇ。
美ヶ原って小学生の林間学校で行った記憶止まりですが、片道260Kmだと
往復で各一日の三日コースかなぁ。
自分も車中泊を夢見て車を買った割にはこの一年で『練習』一回で終わってます(´・ω・`)
後ろの座席を倒すとある程度フラットになるのですが、下に敷くマットなどの工夫をしないと背中が痛くて熟睡が出来ません。
今回も2~3時間置きに目が覚めていました。
数年前までは全く候補にも挙げなかった霧ヶ峰~美ヶ原。
ゆるゆる登山と湿原歩き。
歳を重ねるごとにこんな感じのハイキングが好みになって来ました。