2019/8/12(月)、夏休み山行第2弾は上信国境の水ノ塔山~東篭ノ登山~池ノ平湿原を歩いて来た。
連休後半は大型台風の影響もあり、山遊びに行くには微妙な感じである。
そこで、日帰り登山が可能なエリアを探していたところ片道約200kmの浅間山近辺が浮上。
今回は花と展望が期待できる水ノ塔山と篭ノ登山を初めて歩く事にした。

登山口となる高峰温泉までは真夜中の出発で空いていた事もあり、予定時刻よりも1時間早く到着。
休憩と朝食などで時間を調整し、様子を伺いながら午前6時前にシーンと静まり返ったガスの中をスタート。

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暫しの間樹林帯を登って行くとやがて視界が開け、これから歩く水ノ塔山~東篭ノ登山の稜線が見えて来る。
時間経過と共にガスも晴れて気分は上々。

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標高2000m近くからのスタートなので登山道周りには高山の植物も豊富。
ツリガネニンジンやマツムシソウ、ホタルブクロ、マルバダケブキ、コキンレイカ、ヤマハハコ等々。

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お久しぶりのイブキジャコウソウ。

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ミネウスユキソウ・・・と、花撮りスクワットが忙しい。
どうせなら一眼レフを持って来れば良かったかな?

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ガレ場の急登箇所に至ると更に視界が開けて来る。
雲海の向こうに黒斑山などの浅間外輪山。

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ここで後から来た健脚の男性に追い抜かれた。
数日前に浅間山の噴火があったばかりなので、黒斑山を諦めてこちらに変更との事。

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足元にはイワインチンが咲き始め。

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振り返るとこの絶景。
高峰山の後方に雲海に浮かぶ八ヶ岳。その奥には南アルプスも見えている様だ。

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今日はこの時期にしては空気がカラッとしていて遠望もまずまず。
北アルプスの槍ヶ岳~穂高連峰、乗鞍岳が良く見える。

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秀麗富士山の姿もクッキリと。
富士山の左手前は奥秩父の金峰山などか?

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花と展望を楽しみながら水ノ塔山(2202m)に到着。
汗っかきの自分にしてはそれ程でもなくすこぶる快適だ。

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これから向かう東篭ノ登山方面。

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今回のお目当ての一つ、リンネソウが僅かながら残っていました。
見頃は7月中旬~下旬ごろで、ギリギリで間に合った。

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思っていた通りにとても繊細で可憐な花である。
今度は花期最盛の頃に見に来なければ・・・ね。

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【リンネソウ】・・・以下webより
スイカズラ科リンネソウ属に分類される常緑小低木。本種のみでリンネソウ属を構成する。
分類学の基礎を築いたカール・フォン・リンネがこの植物を愛好し、自らの名前を学名(属名)にした。

崩壊の進む赤ゾレの頭から東篭ノ登山への登り。

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稜線にはイブキジャコウソウの大群落。

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一等三角点のある東篭ノ登山(2228m)。

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山頂からは360度の大パノラマ。
水ノ塔山への登りからずっと見えていた八ヶ岳~富士山・・・

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黒斑山の奥には浅間山の山頂部も見えている。

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北アの槍、穂高は相変わらずに見えているが、立山、白馬連峰は雲の中。
お隣の湯ノ丸山も雲に隠れて見えない。烏帽子岳は辛うじて姿を現す。
眼下に広大な池ノ平湿原。

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山頂周辺に咲くマツムシソウ。

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絶景堪能後は池ノ平への急降下。

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途中の森の中にもお花がたくさん。
トモエシオガマ。

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池ノ平入り口の案内板。
池ノ平湿原は標高2000mの亜高山帯にある高原で、1200種類もの植物が見られる花の宝庫。
今回は雲上の丘~見晴岳~三方ヶ峰の外輪山を周って池ノ平湿原へ。

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周辺には多くの花々が途切れることなく咲いているので歩くのが楽しい。
ハクサンフウロ。

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ヤナギランと草原のお花畑。

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秋の訪れを実感するワレモコウ。

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初見のエゾスズラン。

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ノアザミとキアゲハ。

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稜線からの眺めは良好。

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ヤマオダマキ。

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カワラナデシコ。

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シャジクソウなどなど、見逃した花も含めてとても撮り切れない。

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ハクサンフウロやノアザミの咲く稜線のお花畑。

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その名の通り雲上の丘。

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眼下に池ノ平湿原。

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木陰の涼しいピグミーの森を抜けると再び草原のお花畑。
クガイソウの群生。

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マツムシソウ・・・

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お花に囲まれた遊歩道を登りきると・・・

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見晴岳のピーク。
ここで年配のご夫婦に写真撮影を頼まれる。

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これも初見の花?ホソバノキリンソウ。

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シモツケソウ。

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外輪山最後のピーク三方ヶ峰までやって来ました。

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囲いロープの先はコマクサの群生地。
遠目に数輪だけ残っていたが、ミラーレスのデジタルズームではこれが精一杯。

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森の中に咲くコキンレイカ。

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やっと見つけたウメバチソウ。
花はこれからでしょう。

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池ノ平湿原を横断して戻って行く。
湿原の花はノアザミが盛りでアヤメは少々。

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湿原入口付近のヤナギランと天然のカラマツ林。

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咲き残りのニッコウキスゲ。

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木陰のベンチでのランチ後はスタート地の高峰温泉まで暫しの林道歩き。
単調になりがちな林道歩きだが、標高2000mを超えているので周りに咲く花々も稜線上と全く同じ。
イブキジャコウソウやハクサンフウロが普通に咲いているので飽きずに楽しめた。

ヨツバヒヨドリの周りを乱舞するアサギマダラ。

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林道途中から望む黒斑山。

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標高2000mのランプの宿、高峰温泉まで戻って来ました。
後は安全運転で帰るだけ。

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往復400km超の日帰り弾丸登山では勿体なかったな~。
欲を言えば車中泊、またはこんな素敵な宿に泊まってもう1~2座遊びたかった。
尚、今回のコースは最近歩かれた「のんびり夫婦の山遊び」さんのレポを参考にさせて頂きました。
初めてのコースで手探り状態だったが、もし次があるとすれば西篭ノ登山と高峰山も絡めて歩いてみよう。
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