新調したブラックダイアモンドのアイゼンの効果を試すべく、那須・茶臼岳を目指していざ北上。
ところが向かう途中で山頂付近にべったりと纏わりつく不穏な雲を目にして妙な胸騒ぎ。
大丸の駐車場に到着して直ぐにその不安が的中。なんと!車体を揺らす程の強風ではありませんか!
暫く様子を見たが、これではとても稜線を歩ける状態ではないと判断して予定変更。
辿り着いた先は先週に続いて困った時の八方ヶ原でした。
装備はアイゼンのみでワカンやスノーシューを持ってこなかったので、取り敢えずツボ足で行けるところまで。
せめて八海山神社までと思っていたのですが、大間々に辿り着いたところで力尽きる。
下山時に小間々付近でスライドしたソロ男性も自分と同様に那須岳を断念して八方ヶ原へやって来たとの事。
このリベンジはまたいつか!

と言う事で、今回は簡単報告。
大丸Pを後に上空に出現した彩雲をぼんやりと眺めながら行き先を考える。
このまま帰宅してふて寝するか?大子町の生瀬富士から袋田の滝の氷瀑を眺めるか?
いや、やっぱり八方ヶ原で雪遊びだな。

今日はこちらからのスタート。

P1190264


小間々の明るいダケカンバ林。
開放的な雰囲気が好きだ。

P1190266


もふもふ・・・

P1190274


積雪は相変わらず少ない。
吹き溜まりでも多いところで膝下ほどの踏み抜き。
前日のものと思われるスノーシュー跡に助けられました。

P1190275


ツボ足ラッセルで体力を消耗しながらも、どうにかこうにか大間々へと到着。

P1190276


大間々から望むいつもの男鹿山塊~那須岳方面。

P1190277


分厚い雲が纏わりついた大入道~前黒山。
上空はゴーゴーと唸りを上げる程の強風。

P1190280


展望台からの眺望。

P1190286


綺麗な景色をまったりと眺めていたら八海山神社まで行く気力が失せました。
今日の山頂は、もう、ここでいいや・・・。

P1190285


展望台の下で早目のランチタイム。

P1190288


復路は冬期閉鎖された車道を経由。

P1190293


いつもならスノーモービルで賑わう界隈も積雪が少ないのでとても静か。

P1190295


小間々の駐車場から再び山道に入りスタート地の学校平へと戻る。
途中で自分と同様に強風の那須岳を断念して八方ヶ原へ流れて来たソロ男性とスライド。
スノーシューを履いて軽快に登って行きました。

昨日の那須岳は風もそれ程でなく展望も良かった様です。
今日は無理に登ったとしても避難小屋まで辿り着けたかどうか疑問。
それにあれだけ雲が纏わりついていると、この間の展望リベンジも果たせなかったのは明白。
こんな日は氷瀑巡りor里山徘徊が無難だったかな?

さて、明日はどうしましょう?