2019/1/2(水)、新年の山登り始めは益子町の大郷戸アルプスを歩いて来ました。
大郷戸アルプスは人気の雨巻山の西側にあり、大郷戸ダムを挟んだ東西に延びる尾根を称してそう呼ばれている。
1年程前にyamasanpoさんやのんびり夫婦さんが歩かれており、その時から密かに訪れる機会を窺っていました。
標高300m前後の小ピークが連なる里山で夏場はNGとなるが、周回すると距離もあり冬期トレーニングには最適である。
さて、大郷戸?と言っても全く土地勘が無い。まずは登山口に辿り着けるかどうかが最初のハードル。
駐車地の三ノ宮神社には道を1本間違ったものの大したロスもなく無事到着。
準備をしてスタート。

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登山口となる荒町公園入口にトイレあり。

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公園内の高台には浅間神社が建立されています。

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くっきりと日光連山の眺望。那須連峰は雪雲に覆われていました。

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その後、金比羅神社を経由して一旦は車道に出る。
途中で左側の踏み跡から大郷戸アルプスの西尾根に取りつく。道標が無いので見逃さないように要注意。
今回は先人の記録に見習って西尾根~富谷山~東尾根の反時計回りとしました。

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行燈峰への道標に従い寄り道。

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ピーク(251m)には特に目立ったものはありませんでした。

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第一鉄塔に到着。ここで先行の3人組に追いつく。

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視界の開けた鉄塔からは富士山が見えました。
その他、浅間山や八ヶ岳らしき峰々も確認。

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こちらはこれから向かう大郷戸アルプス東尾根と後方に雨巻山。

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もふもふのコウヤボウキの群生が目立つ登山道は踏み跡明瞭ですこぶる快適。

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幾度かのアップダウンが続く。

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夫婦坂は途中にあるリョウブの木2本が1本に合体した不思議な木が名の由来。

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続いて第二鉄塔に到着。
雲が掛かり始めているが、まだ富士山も見えている。

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その先の332m峰。

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ふかふかの落ち葉が堆積した登山道。

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大郷戸四等三角点。

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大岩・・・ポイント毎に比較的新しい標識が取り付けられている。

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こちらは大郷戸アルプスの最高峰でしょうか?

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西尾根から東尾根に方向転換したポイントに富谷山への分岐。

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伐採が進み採石場となっている富谷山からは360度のパノラマ。
加波山、筑波山方面。

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相変わらずクリアな姿を見せる日光連山。

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生憎と富士山は雲の中に隠れてしまったが、スカイツリーや副都心のビル群はぼんやりと見えていた。

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お隣の雨巻山~高峯の尾根。

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分岐に戻り、東尾根を進む。

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急傾斜の狸転げ坂にはロープが張られていたので遠慮なく利用させて頂く。
他にも傾斜のきつい箇所があるので、できればストックを持参した方が良かったかも知れません。

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眼下に大郷戸ダムと歩いて来た西尾根を一望。
後方に見えるのは燕山、加波山。

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その後、幾度かのアップダウンを繰り返しながら少しずつ高度を下げて麓の里へと無事に着地。
2019年の山始めは約12km弱と歩き応えのある大郷戸アルプスでのトレーニングとなりました。
まだまだ知名度は低いですが、鉄塔のあるポイントや富谷山からの展望も良好で今後に注目の里山です。