2018/12/28(金)、石裂山のシモバシラを観賞後に近くの鳴蟲山(栃木百名山)を歩いて来ました。
アカヤシオで有名な日光市の鳴虫山とは一字違いであるが、訪れる人の少ない地味な里山と言った印象は拭えない。
主なコースは上久我からの法長内コースと下大久保からの方野道コースからの2カ所。
他にも林道を経由するコースやバリエーションルートなど多数。
今回、法長内コースを選んだ理由は今年の2月に登山口を下見していた事と、高低差は少ないながらアップダウンを繰り返す尾根歩きで、山歩きが好きな人向きのコースとの紹介があったから。
以前は直登の急坂が数ヶ所ある上級者向きのコースであったが、H27年3月5日に個人の尽力で登山道整備が終了し初級者でも容易に歩ける様になったとの事である。
コースタイムは往復で3時間50分ほどであろうか?

林道沿いの駐車スペースよりスタート。

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こんな不届き者もいるんですね。

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ブル道から道標に従い尾根に取りつく。

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要所要所に道標やリボン、また迷い易い小尾根には侵入防止のロープが張られとても分かりやすい。

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伐採地から離れ大岩を通過。

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如何にも里山らしい植林の尾根続き。

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小ピークを過ぎて大きく下ると再び伐採地へ飛び出る。
尾根と尾根を繋ぐ鉄塔群とその向こうに石裂山の展望。

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山頂手前の赤白鉄塔も見えて来ました。

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季節外れのヤマツツジ・・・里山あるある(笑)

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そこそこの急登が続くが、登山道は細かな九十九折れに整備され歩き易い。

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片野道コースとの分岐に合流。

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そこから平坦な道を進むと鳴蟲山のシンボル的存在の赤白鉄塔が見えて来る。

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遠く筑波山などの眺望良好。
今日は西高東低の強い冬型の気圧配置で、北側は雪雲に覆われて強風、大雪。
東側は良く晴れている。

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鉄塔から程なくして鳴蟲山山頂へと到着。

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木々に遮られて眺望は得られないが、明るい雰囲気の山頂でランチタイム。

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今日は朝よりも午後になってからの方が風が強くなり、気温も下がってきている。
身体が冷えてしまったので手袋をして下山開始。
途中、樹間越しに富士山が見えた様だが、あれは気のせいだろうか?

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このコースの尾根にはイワウチワの群生が見られたので花時期に訪れるのも良さそうだ。

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スタート地近くの伐採現場まで戻って来た。
風が一段と強くなる。

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風に乗って飛んできたもふもふの綿毛(植物の種子?)が目に留まった。

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往復3時間半ほどで無事にゴール。
登山口の山の神にご挨拶。今日もありがとうございました。

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計算が間違ってなければ、これで栃百74座目となりました。
百名山完登などに全く拘りはないが、来年は更に2~3座上乗せできるかな?